石材文化の中心地
益山地域には阿斬達の影響を受けた石仏造成の大家であるキム・サムドクがいました。そして石工芸ではイ・チョンチョン、ユン・スンボク、ヤン・ピルス、パク・ミョンス、パク・ポクスなどの名人が益山の伝統石材加工技術の命脈を引き続いてきました。最近では益山出身のクゥン・オダル(ナムガン石材)やキム・オクス(イルシム石材)などの優秀な名匠を輩出し、全国で14名の名匠の中で益山の出身が2名で、名実共に石材産業の本場としての名声を博し続けています。
また、益山地域は鉱業振興公社所属の事業所(全国に2ヶ所)が位置しており、石工芸と建築石材の専門過程の石材技能工を養成しています。そして、全国唯一の石文化祭りの開催地域として、韓国の石材産業のメッカとして成長しています。
全国唯一の黄登(ファンドゥン)農工石材団地を始め、全国の20%ほどに当たる181企業の石材産業が協議体を構成し、石加工及び石工芸品の生産に力を注いでいます。
益山石の優秀性
益山地域には、弥勒山の山脈である朗山(ナンサン)地域を中心として黄登や(ファンドゥン)や咸悦(ハムヨル)などに花崗岩が分布しています。その面積は1,072haに及び、埋蔵量は1,062百万㎡と推定されます。
益山地域の石は明るい灰白色やヨモギ色の重粒子及び細粒子です。鉄分の含量が少なく、雨に濡れるとほのかなヨモギ色に変り、太陽により乾くと華やかな原色となるためまるで生きているようです。また、耐湿性に強いため、永久保存が必要な高級石工芸品に適しています。
花崗岩はサビがほとんどなく、均一な花模様の美しさが石の真価を表わしています。天然の豊かな石材を利用した弥勒寺址の石塔、王宮の五層石塔、蓮洞(ヨンドン)里の石仏坐像、胎峰(テボン)寺の三尊石仏などの文化財があります。
採石場の現況
| 地域 | 企業数 | 従事者 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 計 | 35 | 227 | |
| 朗山地区 | 27 | 126 | |
| 黄登地区 | 4 | 66 | |
| 咸悦地区 | 3 | 29 | |
| 三箕地区 | 1 | 6 |
石加工企業の現況
| 地域 | 企業数 | 従事者 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 計 | 181 | 1,076 | |
| 黄登農工石材団地 | 51 | 185 | |
| 礪山・ハンソン地域 | 14 | 88 | |
| 咸悦・ヨンワン地域 | 41 | 247 | |
| 咸悦・南堂地域 | 7 | 59 | |
| 黄登・トソン地域 | 14 | 78 | |
| 聖堂・杜洞地域 | 6 | 47 | |
| 朗山・竜機地域 | 7 | 32 | |
| 金馬面・その他の地域 | 41 | 308 |


